Wanderer's Hobby


Rarotonga trip


Kia Orana!!ラロトンガから帰って参りました。もう最高にステキな所でした。青い空とステキな歌声の鳥たち・・・。青く、だけど透明な海とすてきなダンスを踊る魚たち・・。そしてステキなアイランダー。ボクはもう一度何処を訪れたいと聞かれたら間違いなくラロトンガって答えるだろうね。どうすればパーマネント取れるのかちょっと調べたくなってるもん・・。クイーンズタウンでは暮らせないって思ってた自分が、それ以上の田舎のラロトンガなら暮らせるって思うのは面白いことだな・・。田舎のベクトルが違うからなんだけど、コマーシャライズされすぎてない、ちょーどいい感じなとこなんだなコレが。確かにフィジーとかタヒチに比べるとマイナーですわな・・。






夕焼けがとんでもなく綺麗な日に出くわしました・・・。
ゆっくりとした時の流れ、ゆっくりと沈んでいく夕日、ゆっくりと酔いに身を任せるボク・・・。

ゆっくりと・・ゆっくりと・・・




 久しぶりに・・うーん、ホントに一年ぶりになるんだけどバイクに本格的に乗ったんですわ・・。魔法にかかっちゃったねー・・。バイクにかけられる魔法・・。しばらく忘れてたよー・・。ボクとバイクと路面の関係はいつも着実で厳格だってこと。地軸に対するぼくのそのまわりの空間がどんなにリーンしていてもタイヤは文字通り一寸刻みで路面をたぐり寄せては後ろへ押しやっていく感覚。ボクはオートバイの忠実な従者、堅実なしもべだったってこと。一定のスピードを保つときにボクに向かって、スペースが飛んできて自分の感覚の広がり方に対応して好きなだけ、いくらでもスペースをたぐり寄せ、ボクの体と感覚にぶつけてやることができる。その瞬間が魔法にかかる瞬間なんだよねー・・。






   




 ボクの愛車はスーパーカブ。レンタル料が安いってのが一番の理由なんだけどね・・。一週間借りてNZ$79だった。トータルで9日間借りる予定だったので、ボンドと共に約$150くらい支払って、いざ出発!!道路マップをもらったんだけどメインロードとその内側を走る二本の道しかないのだ・・。泊まってるバッパーからメインロードを左へ5分。とりあえず、泳げそうなビーチを発見。一緒にバッパーに泊まってるジェームス君とタミハナ君と一緒に3人で泳ぎにゴー!タミハナがゴーグル持って来てたのでちょっと借りて潜ってみる。ギョギョギョ魚魚!!うーーん・・、魚だらけ・・。海底にはナマコとウニが・・。これらをジャパニーズは食うのだ!食うのだッ!!とアツく説明すると彼等はヒきまくってた・・。「ウソだろ〜」って・・。しかもこれらは”ロー(raw)”で、サシミで食うとうまいのだッて言うと、「ヤス、まさかおまえも食べるんじゃないだろうな・・」とかって聞かれだしたので、その話題には触れないようにしました・・。オイシイのにね・・・。 
 それでそのビーチからちょびっと歩いたところに綺麗なホテルのプライベートビーチが広がってた。僕らはバイクを止め砂浜をそのまま歩いて行ってたので勝手にそのビーチに進入。勝手にベンチに腰掛けて、受けるゼ、SunTan!受け止めるゼ太陽!30分くらい寝てたらばっちりサングラスの形が・・・。でもニュージーランドの紫外線の強さよりはやわらかな気がする・・。南半球のオゾンホールはやっぱりすごいんだね・・・。しばらくするとそのビーチをお馬さんがパカラっパカラっとやってきた。乗馬ツアーがこの島にはあるんだねー・・。その姿はどこか凛々しく、気品があり、しかし優しい眼をたたえていた・・。鉄の馬を操るボクには気品があるだろうか。凛々しさを鉄馬に与えているだろうか。優しい眼で海を、空を、そして将来を見つめているだろうか・・・。






 (右側がジェームス君)




夜になると満点の星空・・。赤道に近づいたからでしょうか、さそりが真上に鎮座。全面でさそりを見れるって日本では難しいよねー・・。夜は大抵バッパー仲間で飲んでました・・。島内で一つのANZ銀行のすぐ近くにカフェがある。金曜日だったからかな・・生バンドが来て演奏してました。この島ですんごくいいコトは島の女性がキレイ。白人も勿論キレイなんですが、地元のポリネシアン系というかマオリ系といいますか、その方たちもかなりキレイなのです、ハイ。そのオネーサマと生バンドに合わせて踊りまくっちゃいました。楽しい〜。ジェームス君はオーストラリアのリアンちゃんにアタック開始。彼女はマンリービーチに住んでる中国系オージー。しかもマンリーといえばボクの友達のBr.タケシが住んでたとこなのだ・・。彼もすでに日本にいるからサーフィンしに彼の地元を訪ねてみようかな・・。ひょんなところから日本を思い出しちまったぜい!リアンはこのあいだNZを旅してきたってメールくれたっけ・・。




ステインラガーが好きなジェームス君。ネルソン出身。


    ステキな仲間達・・・。何千キロも彼方に住んでるんだけど、We R the One!




なんか、めっちゃ日焼けしてますね、ボクってば・・。


左からトレーシー、アランナ、タミハナ、ジェームス、ヤス。
マテュア&ドーターズ・バックパッカーにて

トレーシーはクライストチャーチの高校生なんだけど半分プロのダンサー。一緒に踊っちゃいました・・・(いや、教えてもらいました・・・。)アランナとタミハナはウェリントン近郊のローワーハットから来てました。マオリファミリーで二人兄弟なのね、あと下にアラマって男の子がいて、メッチャギターがうまいのだ。即興で色々弾いてくれるからみんなで歌うんだけど、この時ほど英語の歌いっぱい聞いとけばよかったって思った時ないわー。歌えるとみんなと一体感が違うもんね。みんなオモロイ奴らやでー。ジェームスはネルソン出身。このあいだのメールでオーストラリアに移住するかもって書いてたな・・・。あと、そういえばネルソンでジュラシックパーク3見たな・・。土曜日のフリーマーケットも面白かった!

Anywayバッパー仲間は団結が固いのだ!




 全部でこの島に10日間滞在の予定だったんですよねー・・。だけど一度隣のアイトゥタキ島に行こうとしたことがあったんです。ネリオってオジサンと知り合ったんだけど、彼がその島に住んでたんで泊めてあげられるし、朝イチで家族と自家用クルーザーでラグーンをクルーズしようぜ!といわれ、さっそく空港へ予約の確認をしに行ってみました!お金的には厳しかったんだけど、人の好意は素直に受けといたらあとでイイコトありそうだもんね。でも行きの便は予約OKだけど、帰りの便が無理ってことで、泣く泣くあきらめました。その後の便だとNZに帰る便に間に合わない・・・。もっと早くに知り合ってれば行けたのに・・・。彼が島へ帰る時間にサヨナラを言いに行く。「なんだ!ヤス!予約できなかったのか! ガッハッハ! じゃ、また来年だな。いつでも待ってるぞ!」って来年の約束させられちゃいました・・。知り合ってわずか3日くらいしか経ってないのにこの優しさ・・。ボクも見知らぬ旅人をこのようにもてなせるだろうか?地元をこよなく愛してるからこそ、そして旅人を信用してるからこそできるコトなんだろうなー・・。NZで確かに色んな人にもてなされ旅人として歓迎されてきたんだけど、ラロトンガの人達はそれに何かプラスαがある気がする。多分それは旅人を信用することに加えて旅人をも愛しているからじゃないかなー・・。
 ネリオの歯の抜けた顔で笑う笑顔とココロに染みいる優しさは決して忘れることはないでしょう。

ところでウチのバッパーってさ・・。なんでこうもパーティー好きなんだろ・・?しかもいつのまにかジェームスとタミハナが友達になってる地元の方たちと毎晩のように飲みあかすことに・・。しかもなんだこの人数は??ウチのバッパーは近所の溜まり場か??しかもゲーニン(芸人)がそろってる。ボクの日本の友達達とは役者が違う。ギター弾けるわ、踊れるわ、花輪作れるわ・・・。うーん、ボクも気合い入れて何か一芸を披露せないかんいかんいかーーん!と思ってヘンプ編みをみんなに見せる。速攻でブレスレット作って若い子にプレゼントしてあげました。喜んでくれたよー!!もちろんトレーシーにもプレゼント。でも日本的な何かができないかなー・・。誰か良いアイデアあったら教えてくださいー・・。




うーむむむ・・、ドコの国に行ってもお子さま達(だけ!)には大モテのヤスです。


 ところでラロトンガって所をご存じでしょうか??実はボクも詳しくは知らないんです。特にココに行きたいから!って思ってこの旅を予約したんじゃなく、まるっきり知らない状態から島を楽しもうって思ってホントなんの予備知識も入れずに来たんですよー・・。NZ$が使えることってことだけ知ってたんですけどね・・。あとから気づいたんですが実はクック諸島っていう国で約20の島からなる国だということが判明。ヴォーダフォンは使えないみたいですが、NZテレコムのケータイは使えるとのこと・・。くやしー・・ボクNZテレコムとヴォーダフォンのケータイどっちも持ってたのにぃー・・。
 で、未だにその程度の知識しかないんですが、10日間ステキな仲間とステキな自然のお陰で我が人生の中で訪れた最高の場所になっちゃいました。是非皆さんもあまり調べすぎず、そして期待しすぎず旅に出られてみてはいかがでしょう。

島をバイクでぐーるぐる。多分5回以上は回ってることと思います・・。そうすると、当然行ってみたいなよその国・・。いやいや、地図に載ってないダートに行きたくなりました・・。島を縦断するルートはないんですが、真ん中へんに向かう道は何本か見つけてたんです・・。それでそのダートに勝手に進入・・。日本でもそうなんですが、こういう所って大抵自家用の道だったりするんですよねー・・。何度も行っては帰りを繰り返し、一本の穴ぼこダートに目星をつける・・。地図にも載ってないし、かなりの荒れ具合!!ムハムハと鼻息荒く二速で急なデコボコダートを駆け上がる。轍は深いし、水着にサンダルで乗ってるもんだから、石をはねたら弁慶に直撃!痛ェー!轍の間にかなり背の高い草が生えてる。それがまたもやビシバシ痛い。最初に載せてあるバイクの写真あそこが行き止まりですわ。あそこがダムになっていて(ダムといっても小川の水が少し貯められていると言った感じですが・・)水が冷たくてとても気持ちよかったです。結局ラロトンガで日本のバイク乗りとしてのココロを揺さぶる風景には出くわさなかったなー・・。ま、出会った人のすばらしさがあったもんで全然気にしないんですけどね・・・。









アランナがロードスターを借りてきました。帰る2日前に借りてきたんだけど、結局みんなでハコ乗り。ジェームス、タミハナ、ヤス、アランナでボクとジェームスは片足を外に出しつつ幌の上に腰掛ける。夜中にバッパー抜け出して満天の星空の中をドライブし、波の音を聞きながらFish&Chipsを食べる。油っぽい手を落ちてるヤシの葉で拭いながら真っ暗な中、色んなコトを話し合う。

ジェームス:「おまえは将来どうするつもりなんだ?タミー?」
タミハナ :「おれは今度オークランドで配管工になるための資格試験を受けるんだ!ヤスは?」
ヤス   :「おいらは日本で焼肉屋をやることになるだろうねー・・。けど、いつかアフリカにも行ってみたい!」
ジェームス:「オレは神とステインラガーと共に生きる!」
アランナ :「やっぱビールかぇー!!」
一同   :「わははーー!!」





さて・・・
・・・明日はついにオークランドに帰る日です・・・






 そんな日に地元のおばちゃんが夕食に招待してくれました・・。「ウム」っていう伝統料理だそうです。地中に鍋ごと埋めてスモークすること三時間、鍋の中身は毎度の豚肉と野菜達。バナナの葉っぱでフタをしてるからばななのカヲリが肉に移っちゃって、うむむ・・・、待ちきれないー・・。においだけでビールが進む進む・・。ボクにとって見る機会は滅多にないので写真を撮らせてもらいました。こんな感じです・・。





これをメインにして、みんなで持ち寄ったサイドディッシュをつまみつつ舌鼓。この家の庭に生えてるココナッツをもいでもらってココナッツジュースを生でいただく。フレッシュココナッツジュースだ!ボクはけっこう「マリブ」(ココナッツリキュール)好きなんでマリブのフレッシュココナッツジュース割りというカクテルをいつか試してみたいっす。今度行くときはマリブ持参で行こうっと!
 
(ここで皆様に質問!知ってたら教えてください! マリブにライム味のが出てるそうなんです。ボクも一度しか瓶を見たことないんですが、もしかして廃盤になってる可能性がありんす。でも是非飲みたいのでどこかで見かけたヨーっていう情報有りましたらお願いいたします!)


  

料理が終わると今度は僕ら若者の出番だ!!洗うゼ、皿!片づけるゼ、コップ!!大抵若い女の子も手伝ってくれるのでこの辺まで若い連中は張り切るのだ!おいらはトレーシーとパートナーを組んでオイラが洗って、彼女がワイプ。(オセアニアの国々では普通なんですが、こっちは熱湯をシンクに溜めて洗剤をぶち込み泡立てる。それによごれた食器を放り込んでスポンジでヨゴレを落とす。・・・そうです、すすがないんです!!石鹸ついたままハイ終了・・体に良い洗剤なのか?)洗剤が付いたままの食器をトレーシーがタオルで拭う。・・たまにイジワルしてマッハで5,6枚洗ってやる・・。するとチラっとこっち見て向こうもマッハで拭きだす・・。わはは、こういうのって楽しいネ!だいたい日没が6時くらいだから約4時間。10時までここのお宅にお邪魔して、料理とダンスと音楽を楽しみました。帰るときはみんな抱き合って「See you again」 「Take care・・」。涙出ちゃったよー・・。ホント・・。

 その後いつものメンバーで、島で唯一(ってことはこの国で唯一?)のクラブ(?)ディスコ(?)みたいなとこへ行きました。(普段はパン屋だそうだ・・、わけわかりません・・)ジェームス、タミハナが友達になった地元の人達が予約しててくれました。10時から閉店の1時くらいまで・・・、みんな元気だねー。明日の朝は4時起きで空港に行くんだぞー・・。帰り際にはまたもやみんなで抱き合って「Thanks a lot」 「Please send E-mail to me」。再び涙出ちゃったよー・・。ついに解散・・。明日の朝、ボクはオークに帰るんだよー・・。!と思いきや、誰かが、スティーブ(踊ってたウチの一人・ボク知らん人)の家に集まろうって言い出した・・。ハイ、行きました。またまた踊りました!夜中の2時すぎに大きい音立てて近所迷惑ちゃうんかって感じですが、気にしないみたい・・・。結局帰ったのは朝4時でした・・。(寝れねーーーじゃん!!)






最終日の朝は最後のツーリング。バイクを返す時間4時までのラストトリップwithスーパーカブ。ムリビーチっていうすごく綺麗な砂浜を誇るビーチに乗り付けた・・。デイリーで買っておいたペットボトルの水を飲む。唇をつけるその瞬間いつもすてきな風が吹いてくるのはなぜなんだろうね?冬のツーリングでコーヒーを沸かして飲むその瞬間もまた然り・・・。これが解るのが魔法にかかったバイク乗りの特権。優しい風が頬をなでる・・。髪を揺らす・・。ココロを洗う・・。この地球上を旅してて思うことは、自然のすばらしさ、奥深さ、雄大さ・・。時に優しく時に厳しくボクを見守ってくれている。鉄馬にまたがって風を切って走ってると、優しい時にはとことん優しく・・しかし厳しいときにはとことん厳しく見守ってくれていることに気が付く。でっかいでっかい懐の深さを持ったお父さんのような自然をボクはこれからも愛し続けるでしょう・・。

 やっぱりボクの旅の基本はバイク旅だった・・・。もう一度NZを訪れることがあるならば願わくはバイクで回っていきたいね。日本帰ったら速攻でキャブ洗ってバイクに火を入れようと思ってます。








 今週また出かけようと思ってます。今度はヴァヌアツへ。最近トロピカル漬けの生活だなー・・。しかしこれが最後の旅になりそうです。12月には日本に完全帰国することになってます。ワーホリ一年間で9月に日本に帰ったときには、”まだなんかやり残したことがある・・”って思ってたんだけど、コレでした!。もうこれでやり残したことはないなって感じで、完全燃焼して帰ることができます。あ〜ホント楽しかった。
 
 


Kia Orana! Bro!!

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